福岡県東峰村の里山で農園を営むハーブハーモニーの鶴野です。
失われつつある里山の価値や水源の重要性を伝え、少しでも多くの方に火を使う田舎暮らしや自然からもたらされる喜びや驚きを体感していただきたいという思いです。
新型コロナウイルスだの親が子を虐待だの、恐怖をあおるようなニュースが氾濫しております。毎日朝一番から大画面のLEDに映し出されると氣は病んでしまいます。恐れでドキドキするよりわくわくの方でドキドキしたいものです。
春の訪れ
標高500mの東峰村小石原にも春が訪れました。
たくさんの花が咲き、鳥のさえずりがにぎやかになってきました。
春分を目前にした朝の風景をお届けします。
朝露
夜は気温が下がり大気の水分が地上から地下へ、太陽が昇ると地下から地上へ、揮発して大気へ。呼吸をしているように感じます。
雑草の花
雑草とは言うものの花はとても美しく四季の移ろいや土の状態を表現してくれる目印でもあります。
蕾
生長点を少しずつ摘み取り食します。ちいさな蕾は食べやすく柔らかく、摘めばまた新しく下の脇芽が成長します。
水仙
球根から毎年同じ場所に咲きます。春の訪れを感じることができます。
ねぎ
秋にちいさな苗を植えて寒い冬を越え少しずつ少しずつ成長します。雪の下でも平気です。新鮮な薬味はとても重宝します。
美しく平和な畑の様子でした。ちいさな畑、家庭菜園、おすすめします。
石油依存からたったの百年ほどで変わってしまった価値観や幸福観。変わったことで表面的な便利さと引き換えに、しわ寄せは地球や経済的に弱い人々や国へ。巡り巡って私達自身へ。そのことを見えなく感じさせなくしてしまった教育、息もつかせぬ情報の波。民の時間と地球の資源を食い尽くす経済の波。
本来なら昔の人が何世代もかけて積み重ねてきた風土に寄り添う知恵や技術を活かせば今なら何の不自由もなく豊かに暮らしていけるはずです。
春分の畑の様子と個人的な雑感でした。それではまた。