農園日記

2019初夏

久しぶりに農園の様子をお届けしたいと思います。眼の前の畑と向き合い、家族も増え日々を過ごしていたら写真を撮り文字を書く事がすっかり後回しになってしまいました。その分、畑は進化しました。

梅雨前の収穫で玉ねぎとにんにくがたくさん採れました。じゃがいもは少なめ。

にんにくはよく出来たけど玉ねぎは小さい。

東峰村田舎暮らし収穫した玉ねぎ

 

勝手口への通路には元の植生を残しています。ユキノシタやフキ、お茶の木、シダ植物など。夏場は涼しい風が抜けてくれるでしょう。

東峰村田舎暮らし勝手口の植物

納屋の道具たち

竹のザルや蒸し器、木箱、羽釜などの昔からあったものを大切に使っています。プラスチック製のものも使いますが、やはり天然素材の道具は心地よいですね。

他には選定や工作に使う刃物類。種蒔きも随時行っているので種の箱も納屋に。15年ほど空き家状態でものだらけだった納屋も少しずつ機能的になってきました。

納屋の屋根にはソーラーパネルを設置しているのでバッテリーに蓄電しています。災害時の非常用電源、夜間の照明やスマホの充電くらいには使えます。

東峰村田舎暮らしの畑

水場

畑の入り口には洗い場付きの作業台を作りました。水気の好きなもみじの樹の下に作ることで日中は木陰で作業でき、水気は木の成長を促します。苗作りや刃物研ぎ、大きな羽釜などの洗い物、畑で収穫した作物の土を流すことが出来ます。水は畑に還ります。(洗剤は使いません)

蛇口は台座ごと移動できます。取り外して水やりのシャワーとしても使えます。足元は石と砂利で排水を良くしています。

東峰村田舎暮らしの畑

苗場

種から植え付けるまでの管理はポットを使っています。ポットを使うことで幼い苗の管理をしやすくします。

ポットに使う手作りの土は畑の土に雑草を堆肥化したものや草木灰や炭、米ぬか、もみ殻くん炭など、毎年試行錯誤しています。苗の状態の生育が後々の成長に影響してくるので土作りがとても大事だということを知りました。健康な苗に育てて畑に還してあげたいです。

ポットはプラスチックです。竹を使い自然に還るポットを試してみようと思います。

東峰村田舎暮らしの畑

ぼかしコンポスト

ぼかしを使いコンポストにしています。コンテナ(40cm-60cm)にぼかしと土、米ぬか、枯れ草を入れ水気をよく切った生ゴミを入れて堆肥化しています。生ゴミの水分で微生物が活性化し発熱し分解します。

雨が入らないように古いトタンを被せています。水気が多すぎると虫が湧いてしまうからです。

ぼかしコンポスト

小さな池

土の中に埋まっていた火鉢を掘り出し水をためて小さな池にしています。地表との接点が欲しかったので木を浮かべました。ボーフラ(蚊の幼虫)を食べてくれるメダカを入れています。カエルのすみかにもなっています。

東峰村田舎暮らしの畑

大根と春菊の花

虫よけネットをして大根の栽培をしました。モンシロチョウの幼虫に葉をほとんど食われてしまうからです。大根葉の漬物もうまい!春菊の花は枯れるまで置いておき種にします。

東峰村田舎暮らしの畑

フルーツの樹

畑のあちこちにフルーツの樹を植えました。畑の中に適度に日陰ができて農作業の途中に水分補給(つまみ食い)できるからです。鳥たちも寄ってくるかもしれません。りんご・あんず・さくらんぼ・桑・桃など、いろいろ植えました。

キウイフルーツ

心地の良い畑作りをしていきたいと思います。

 

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